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学生・卒業生の声

Y.Mさん(大学院情報工学府)

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修士を終え、この春就職

大学院情報工学府
情報創成工学専攻博士前期課程2年 Y.Mさん(22年度卒 大分県出身)

それではまず『九工大を選んだ理由』を教えてください。

はい!九工大は就職率が良いということと、コンピューターやプログラミングに興味があったことが理由です。1年浪人したので、それが就職の際に不利にならないか少し心配した面があり、就職率の良さは重視しました!        

なるほど!「就職に力を入れている大学ランキング」(大学通信調べ)で8年連続、国公立大学 第1位をいただき、九工大としても力を入れているポイントなので、そこを決め手に選んでいただき嬉しいです。
【類や学科・コースを選んだ理由やその時に悩んだこと】はありますか?

高校の頃から生物や医療、中でもタンパク質や疾患に関することに興味がありました。薬学部を考えたこともありましたが、興味があったコンピューターと生物を両方を学べるという事で、九工大の受験を決めました。
受験を考え始めた時点から、生命情報工学科のほぼ一択で、特に悩みんだことはなかったです。研究室配属時には、生物系のこともできると研究室ということで安永研究室(現在は物理情報工学科)を選びました。

高校時代から進むべき道をはっきり決めれていたんですね。実際に『生命情報工学科』に進んでいろいろ学びが深かったと思いますが、【卒業研究のテーマ】は何を研究しましたか?

卒業論文では、分子シャペロンというタンパク質を電子顕微鏡で撮影して3次元構造化する研究に取り組みました。修士論文ではアミノ酸生産菌(酵素)の呼吸鎖を電子顕微鏡で観察・解析する研究をテーマにしました!

どちらもしっかりとテーマを絞り、研究に取り組まれたんですね。
理系学部や院になると、勉強や研究で大変だと思いますが、Y.Mさんの学生時代の楽しかった思い出を教えてください。

サークル活動ですね!ジャグリングのサークルに入っていました。
大会に出たり、コロナ前は地域の方々に楽しんでいただく機会もあって、色々な人とつながりを持つことができました。色々なことをやってみたい性格なので、たくさんの競技があるジャグリングはとても楽しかったです。

ジャグリング!とっても楽しそうですね。
逆に、学生時代に苦労したことはありますか?

研究です(笑)手を動かすことは多いのに、成功することが少ないんです。
予想と違った結果になるたびになぜ?と考えて原因を追求して再チャレンジしては、またうまく行かなかったり…で、心が折れそうになったこともあります。でもおかげでやり抜く力がついたと思いますし、社会人になる前にこういう経験ができたのはよかったです。

大変でしたね。研究で苦労したのに、大学院でも続けようと思った理由はなんですか?

そうなんですよ…。学部4年生から研究室に配属されるので、先行研究調査などをしていると本格的に自分の研究ができる期間は約半年ほどしかありません。もう少し研究したい!後悔したくない!と思って大学院へ進学しました。
研究は楽しいことばかりではありませんでしたが、充実していました。学部には無かった、チーム開発などの授業も経験できて、大学院に行って良かったなと思います。
学部+2年間、授業や研究としっかり向き合ったことで、「色々な人とつながりを持ち、色々なことをやってみたい」という自分の適性に気づくことができました。その影響で就職先選びでも学部時代は考えていなかったSIerを考えるようになり、インターンシップでお世話になった大手SIerに決めました。

ありがとうございます!院での経験がY.Mさんの自己分析にもつながり、将来に大きな影響を与えたんですね!
では最後に、これから入学する人や受験生にアドバイスをお願いします。

私自身は九工大に来れて良かったと思っています。九工大以外でも、大学に入ったらぜひサークルに入るなどして色々な経験をして欲しいと思います。
コロナも落ち着いてきたので留学もお勧めします!私はコロナ感染拡大直前にイギリスに2週間短期留学をしていて、日本に帰れる便が無いかもしれないという経験をしましたが、中々できない良い経験だったなと思います。
自由に動けるのは大学生の時期だけなので、たくさん経験して「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)を充実させてください。