国立大学法人九州工業大学

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学生・卒業生の声

U.Iさん(情報工学部)

勉強はもちろん『遊び』も思いっきり楽しみました!

知能情報工学科
人工知能コース4年 U.Iさん(22年度卒 福岡県出身)

それではまず『九工大を選んだ理由』を教えてください。

はい!福岡県内での進学を希望していたこと、高校で理系クラスに所属していたので国立の理系学部、そしてプログラミングに興味があったので九工大に決めました。        

なるほど!元々理数系が得意で、中でもプログラミングの分野に興味があったんですね。
志望校決定後【類や学科・コースを選んだ理由やその時に悩んだこと】はありますか?

はい。受験の時は「知能情報工学科」を考えていたので【情工1類】を志望しました。
理由は、自分がイメージしていた「情報工学」に一番近いのが知能情報工学科で学ぶ内容だったからです。コース選択では、学科に3つあるコースで履修する授業にはほとんど違いが無いので迷いましたが、最終的にはAIに一番興味があるなと思って「人工知能コース」を選びました。

そうなんですね。実際に『人工知能コース』に進んでいろいろ学びが深かったと思いますが、【卒業研究のテーマ】は何を研究しましたか?

卒業論文のテーマは「新型コロナウイルスのアミノ酸配列における近隣位置解析」で、デルタ株とオミクロン株に対して、全てのアミノ酸配列の位置間の距離を算出して変異株の特徴を調べようという内容です。
大変だったのは、データを出すのに時間がものすごくかかる点でした。処理するデータ数が膨大なので、一度プログラムを実行させると結果が出るまで12時間くらいかかることはザラで、さらに処理が止まっていたりすると最悪です。何が原因なのかを突き止めるのに、苦労することが何度もありました。研究室では指導教員の平田先生も教えてくださるのですが、大学院生の先輩達からもさらにたくさんのことを教えてもらい、感謝しています。

まさに当時世間でも興味関心が高かった内容を実際にご自分で研究されたんですね。研究内容大変興味深いです。大学生活は勉強も大事ですが、勉強以外も充実させたいですよね。
U.Iさんの学生時代の楽しかった思い出を教えてください。

コロナ前ですが、工大祭(九工大の学園祭)の実行委員会になり、仮装コンテストの企画・準備をした経験です。そういう経験は大学生になってからが初めての出来事で、とても楽しかったこととして覚えています。

学内でのイベントを企画・実行されたんですね!仮装コンテスト、とても盛り上がっていたのを覚えています!
では逆に、学生時代に苦労したことはありますか?

勉強ですね。2年生からコロナ禍になってオンライン授業だけになった時期もありました。オンライン授業はいいところもありますが、気を抜くとわからなくなってしまうので…。当時はその対応に苦労しましたね。

コロナ禍での学校生活はとても大変でしたね。
就職活動はどうでしたか?

就職活動では、福岡県内にあることと、大学で学んできたことを活かせることを希望条件にしました。研究室の先生に紹介された、独自技術を持っている半導体関連企業を学校推薦で受けて、早めに内々定をいただきました。

学校推薦で内定を獲得されたんですね。学校推薦は企業側も学生側もミスマッチが少ないため、将来的に離職率も低く、良い就職先に進める人が多いので利用する学生が多いですよね。
それでは最後に、これから入学する人や受験生にアドバイスをお願いします。

コロナも落ち着いたので、大学に入ったら、学生のうちにたくさん遊びに行くことをお勧めします。勉強やアルバイトも大切ですが、高校まで/社会人になってからはできないこともあるので…。
それから、九工大はじめ理工系には女子学生が少ないことを気にする人もいるかもしれませんが、それは全然大丈夫です。私も入学する前は「九工大は男子ばっかりでは?」というイメージを持っていたのですが、入学後はまったく気になりませんでした。確かに女子学生は少ないのですが、少ないからこそ集まりますし、仲も良いですよ。

大学生時代の友達は一生の宝ですよね。女子学生の中にはU.Iさんと同じ不安を持っている人も多いので、とても参考になると思います!
U.Iさん、インタビューありがとうございました!